マイPCでの検索結果を参考に、多少予想で書いている部分あり。
Windows 7のファイル検索で、例のように求める検索結果がなかなか得られないので調べました。
例1:201407 メモ.docxを求め「メモ」や「07」で検索するがヒットしない。
(部分一致オプションはONだけど、意味なし。)
例2:201407 メモ.docxを求め「20」で検索するが余計なdocxがヒットする。
(プロパティの「Word 2007」にヒットして、余計なものが表示。)
日本語のサイトでは有益な情報がなかなか得られなかったので、
困ってる人いたら参考になればと思いまとめ。
![]() |
・・・そりゃないぜ、マイクロソフト! |
目標
画像のようなXPの検索機能と同じ結果がWindows7でも得られること。(「上級者向け」に設定した後の、シンプルな検索コンパニオン)
知っておくべきこと
- 検索キーワードは大文字小文字の区別がない
例:「ABC.doc」を検索する場合ABC.docでもabc.DOCでもOK
※XP時代から同じだとおもう - 下記検索フィルタを使う
日本語 英語(推測) 補足 名前: System.FileName: 「名前:」だと結果がハイライトされる。謎。 更新日時: System.DateModified: 作成日時: System.DateCreated: 日付: System.ItemDate: なんなのか謎。
単純に作成日時と更新日時ではないよう。サイズ: System.Size: 種類: System.ItemTypeText: フォルダー: Folder: 対象のフォルダ - 下記「special keywords」を組み合わせることができる
・~= (★重要。~を含む。これだけ覚えてればなんとかなる。)
・" (★重要。"A B C" のようにスペースを含む名前に使う)
・~ (★重要?ワイルドカードの動作を有効にするっぽい?)(DOSWILDCARDS)
・.. (~と~の間。1KB..10KB や 2010..2013というふうに)
・> (~より後、~より大きい)
・< (~より前、~より小さい)
たぶん、この6つで十分使えます。
あとはこんなのもあるみたいです。
・~< (~で始まる)
・~> (~で終わる)
・= (完全一致)
・~! (~を含まない)
・<> (~と一致しない)(NOTEQUAL) - 下記演算子を組み合わせることができる
・OR (AもしくはB ※スペース区切りと同じっぽい)
・AND (AかつB)
・NOT (「A NOT B」でBを除外)
※すべて大文字で入力する - 下記ワイルドカードを組み合わせることができる(3.の~が必要?)
・? (任意1文字)
・* (任意x文字)
※ただし、なぜかA?CやA*Cのように挟み込むと使えない。
実際に使うには?・・・XP→7検索対応表
具体的には下記表の検索フィルタを組み合わせて下記のように使います。
例1:名前:~=A AND 名前:~=B (ファイル名にAもBも含む)
※「名前:~=A AND B」 や 「名前:~=(A AND B)」はNG
例2:名前:.jpg OR 名前:.jpeg AND 更新日時:2010..2013 (.jpgかjpeg.で2010~2013更新)
※「フィルタ:A AND フィルタ:B OR フィルタ:C AND フィルタ:D」はNG
※「フィルタ:A AND フィルタ:B OR フィルタ:C AND フィルタ:D」はNG
例3:名前:~"?????? メモ?????" (201407 メモ.docxがヒット)
※「名前:~"20???????.docx"」はNG
※「名前:~"20???????.docx"」はNG
項目
| 検索フィルタ | 補足 |
---|---|---|
A
| 名前: 名前:~= 名前:~=" " 名前:~"?*" | スペースで並べると複数条件に。 ~=などを使うと半角全角限定になるので注意。 大文字小文字限定は不可。 ワイルドカードを挟みこむ検索方法は不可。 |
B
| そのまま入力 | 検索フィルタを使わなければ含まれる語句を検索 |
C
| フォルダー: | 開いたフォルダから検索。Iも参照 |
D
| 更新日時: 作成日時: 日付:>A 日付:A..B | アシストあり |
E
| サイズ:>A サイズ:A..B | アシストあり |
F
| 種類: | アシストあり |
G
| 不明 | 「システム ディレクトリ含める」(フォルダー オプション)が関係するかも。 |
H
| 不明 | フォルダー オプションで隠しファイル、フォルダを表示しているかどうかによる。 |
I
| N/Aまたは フォルダー:"フォルダ名" | 一時的にカレントのみで検索したいなら、指定。 恒久的には「ファイル フォルダーの検索時に検索結果にサブフォルダーを含める」(フォルダー オプション)にチェックが必要。日本語おかしいだろMS。死なす。 |
J
| 不明 | ファイル名はもともと指定不可。 ファイル内容では指定方法不明 |
K
| 不明 | 知らん |
完全に同じではないですが以上です。
ほら、こんな感じで今まで出なかったものも表示されます。
もう名前:~=だけでいいですね。

その他
TIPS
- 検索窓のアシストは3つですが「マウスオーバーして選択→Deleteキー」で表示を削除し、過去のものを呼び出すことができるようです。
参考サイト
- Windows の検索に関する詳細なヒント(http://windows.microsoft.com/ja-JP/windows7/Advanced-tips-for-searching-in-Windows)
- Advanced Query Syntax (Windows)(http://msdn.microsoft.com/en-us/library/aa965711(v=vs.85).aspx)
- Using Advanced Query Syntax Programmatically (Windows)(http://msdn.microsoft.com/en-us/library/bb266512%28VS.85%29.aspx)
最後に
日本語ドキュメントが見つからず、イライラしたのでメモ的に記載しました。愚痴ですが、Windowsにはたびたびイライラさせられます。
なぜこんなにも人を不快にさせるのが上手なのか。
---
2015/1/24 加筆、一部修正
1 件のコメント:
検索でヒットしてきました。
私は使えないと思って、他の方法を探しに来ました。
コメントを投稿